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特集

機械加工の周辺工程・手作業をもっと効率よく|加工現場の課題解決例【JIMTOF2026特集】

工作機械の高速化・自動化が進む一方、バリ取りや面取り、研磨、設備メンテナンスなど、周辺工程には今も人の手に頼る作業が残っています。さらに、樹脂・複合材加工の拡大により、静電気による切削くずの付着など、新たな課題も生まれています。

工作機械の高速化・自動化が進む一方、バリ取りや面取り、研磨、設備メンテナンスなど、周辺工程には今も人の手に頼る作業が残っています。さらに、樹脂・複合材加工の拡大により、静電気による切削くずの付着など、新たな課題も生まれています。
この特集では、JIMTOF2026〈日本国際工作機械見本市〉の開催にあわせ、機械加工の周辺工程に残る3つの課題と、作業改善に役立つ工具をご紹介します。

機械加工の周辺工程に残る3つの課題

工作機械による加工そのものが速くなっても、その前後にある手作業に時間がかかれば、工程全体では滞留が発生します。
また、人手不足が進むなかでは、作業者の経験に頼る工程を見直し、作業時間や仕上がりのばらつきを抑えることも重要です。
機械加工の周辺工程で起こりやすい次の3つの課題を取り上げます。

〈現場の課題〉

課題 関連する工程 おすすめの工具
① 仕上がりが作業者によってばらつく 面取り・開先加工 エアーベベラー
② 切削くずがワークや機内にまとわりつく 樹脂・複合材加工 静電気除去イオンガン
③ 工具を真っ直ぐ差し込めず、ネジを回しにくい 治具交換・設備メンテナンス ボールポイント六角レンチ

それぞれの課題が起こる背景と、作業を改善するための工具を順番にご紹介します。

課題① 仕上がりがばらつく

面取り・開先加工における仕上がりのばらつき

鋼材の面取りや溶接前の開先加工では、ディスクグラインダーを使った手作業が多く行われています。
グラインダーは幅広い作業に使える一方、削る量や角度を作業者が調整するため、仕上がりにばらつきが出やすくなります。
そこで使われているのが、面取り量をそろえやすい「エアーベベラー」です。

エアーベベラーで品質が安定
エアーベベラー

おすすめの工具|エアーベベラー

「エアーベベラー」は、チップを回転させて鋼材の角部を切削する面取り専用工具です。ガイドを材料のエッジに沿わせることで、面取り量を一定に保ちやすいのが特長です。
ベッセルでは、一般的な面取り・開先加工用のほか、R面取り用やバーチカルタイプもラインナップしています。

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課題② 切削くずがまとわりつく

樹脂・複合材加工における切削くずの付着

樹脂や複合材の切削加工では、細かな切削くずがワークや治具、工作機械の内部へ付着することがあります。エアーブローで吹き飛ばしても再付着する場合は、静電気が影響している可能性があります。
樹脂は切削や摩擦で帯電しやすいため、風で吹き飛ばすだけでは十分に除去できないことがあります。
そこで便利なのが、静電気を除去しながら切削くずを吹き飛ばせる「ニューパワーイオンガン G-5」です。

ニューパワーイオンガン G-5で除塵
ニューパワーイオンガン G-5

おすすめの工具|ニューパワーイオンガン G-5

「ニューパワーイオンガン G-5」は、イオン化したエアーで静電気を除去しながら、切削くずやほこりを吹き飛ばす静電気除去イオンガンです。
電源コードが不要で、エアーホース1本で使用できるため、必要な場所へ移動しながら除電・除塵できます。
さらにLED照明を備えており、ワークの状態を確認しながら作業できるため、樹脂加工など静電気による異物付着が気になる工程に適しています。

製品情報
ニューパワーイオンガン G-5

課題③ 斜めからネジを回しにくい

治具や設備周辺で六角レンチを差し込みにくい作業

工作機械の治具交換や設備メンテナンスでは、周囲の部品が邪魔になり、六角レンチをネジへ真っ直ぐ差し込めないことがあります。
こうした狭い場所では、斜めから回せるボールポイント六角レンチが使われますが、傾ける角度によっては回転時に引っかかることがあります。
そこで使われているのが、斜めからでもスムーズに回しやすい「スムーズボール六角レンチ」です。

狭い箇所に六角レンチが入らない

障害物に干渉してしまう

狭い箇所にも六角レンチを差し込みできる

最大38°まで傾け可能
スムーズボール六角レンチ

おすすめの工具|スムーズボール六角レンチ

ベッセルのボールポイント六角レンチに、より滑らかな回転を追求した「スムーズボール六角レンチ」が加わりました。
ネック部分を12角断面にすることで、斜めに差し込んだときの六角穴との干渉を抑え、最大38°まで傾けても引っかかりにくくスムーズに回せるのが特長です。
機械内部や治具周辺など、工具を真っ直ぐ差し込みにくい場所での早回しや仮締めに適しています。

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スムーズボール六角レンチ

JIMTOF2026にて、加工現場の課題解決をご紹介します

この記事では、機械加工の周辺工程で発生する3つの課題と、その改善に役立つ工具をご紹介しました。
2026年10月26日から6日間にわたり東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026」では、「現場のお困りを解決〈研磨・切断・締結〉」をテーマに、エアーベベラー、ヘッド交換式エアーツール、ニューパワーイオンガン、スムーズボール六角レンチなどを出展します。
会場では、研磨・バリ取りに関するエアーツールの実演デモを行うほか、「EZ-SWITCH」のヘッド交換や角度調整、スムーズボール六角レンチの使い心地なども実機でご確認いただけます。
機械加工の周辺工程でお困りの方は、ぜひベッセルブースにお立ち寄りください。

開催概要

名称:JIMTOF2026 第33回日本国際工作機械見本市
会期:2026年10月26日(月)~10月31日(土)
会場:東京ビッグサイト
ブース:W1006