【課題解決】さびたネジの取り外しで機械修理の作業効率が向上

課題解決

近年、工場設備の予防保全の観点から増えているのが機械修理のニーズです。
長年使われた設備では、トラブルを防止するため日常的な修理・点検が欠かせません。

この記事では機械修理における、ネジ外しのお困りごとを紹介します。

機械修理時のネジ外しの課題

機械修理時のネジ外しの課題
古い機械や設備の修理では分解や部品交換の際、ネジのさびや固着によりドライバーが回らず、作業効率が落ちてしまうことが課題となっていました。

特に長期間外で使われることが多い工場設備などは、温度変化や異物混入によってネジが内側までさびていることも珍しくありません。またネジが頭ごと塗装されており、電動ドライバーやエアードライバーの工具先端がリセス(ネジ頭部の凹み)に入らないことも…

ハンマーやドリルを使い無理にネジを外そうとすると、機械を傷つけてしまう恐れがあるため、現場では「手間をかけずにネジを外したい」「ネジを壊してでも外したい」との要望がありました。

POINT課題のポイント

  • さびて固着したネジを壊してでも外したい
  • 機械修理の作業効率を上げたい

さびたネジの取り外しを「ネジ外しビット」で解決

さびたネジの取り外しを「ネジ外しビット」で解決
工場設備のネジは、緩まないように「きつく締め付けられている」ことが多く、インパクトドライバーを押しつけて無理に回そうとした結果、ネジをなめてしまうこともありました。

そこで活用されているのが「ネジ外しビット」です。
ネジ外しビット〈NEJシリーズ〉は、ネジ外し専用の先端工具。ビット先端のドリルでリセスに下穴をあけ、その穴に「逆ネジ」のビットを挿入し逆回転させることで、さびて固着したネジや、なめたネジを簡単に緩めることができます。
ステンレスなどの硬いネジに対応したチタンコートのハイス鋼ドリルタイプや、ハイス鋼ドリルを使用し奥まった箇所でも使えるスリムタイプもあり、さまざまな修理の現場で活躍しています。
ネジ外しビットではずしたネジは、リセスが割れているため再利用できませんが、さびたネジやなめたネジはとにかく壊してでも外すことが重要です。

さびて固着したネジ・なめたネジの取り外しで、現場の作業効率向上におこたえします。

POINT解決のポイント

  • さびて固着したネジ、なめたネジを簡単に緩めることができる
  • 機械修理の作業効率が向上

 

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