【課題解決】立ち作業による作業者の負担を疲労軽減マットで解決

課題解決

パソコンや電子機器など、多品種少量生産の組み立てに欠かせないセル生産方式。セル生産は通常「立ち作業」が基本ですが、長時間の立ち作業で疲労がたまってしまい、ポカミスや生産性の低下につながることがありました。

この記事ではセル生産における、疲労軽減のお困りごとをご紹介します。

セル生産における立ち作業の課題

従来パソコンや電子機器などのセル生産では、作業者が立ち姿勢のまま、基板・部品のアッセンブリや、組み立てた機器の検査を行います。

しかし長時間の立ち作業で、疲れが足腰から肩へと蓄積… 集中力が低下してしまい、ポカミスや生産性の低下が発生していました。硬くて底冷えする工場のコンクリート床も、疲労がたまる要因のひとつとなっています。

一般的に、足腰への負担を減らすため「疲労軽減マット」が使われることもありますが、静電気対策がされておらず、電子部品組み立てなどの静電気対策エリアには向いていません。

現場では「作業者の疲労を減らしたい」「立ち仕事のストレスを緩和したい」などの声がありました。

POINT課題のポイント

  • 疲労によるポカミスをなくしたい
  • 従来の疲労軽減マットは、静電気対策がされていない

長時間の立ち作業の疲労を「導電疲労軽減マット」で軽減

多品種少量生産のニーズの高まりによって増加している、セル生産方式。ロボット・IoTを活用した「ダイナミックセル生産」や、エリアごとに同じ組み立て工程を配置した「ジョブショップ生産」もその一種です。いずれも作業者が効率よく動くことができる立ち作業が基本のため、いかに作業者の負担を軽減するかが課題となっています。

そこで採用されているのが「導電疲労軽減マット」です。

導電疲労軽減マットは、導電性グレード(抵抗値10⁹Ω以下)の足元マット。クッション性に優れたエアーポケット構造で、足腰にかかる荷重を分散するとともに、静電気を導電床に直接逃がすことができるため、静電気対策を必要とする電子部品のセル生産に最適です。

〈製品ラインナップ〉

セル生産台にあわせ、幅450mmと900mmの足元サイズをラインナップしています。

導電疲労軽減マット〈AF-45 コンパクト化するセル生産台にあわせた、幅450mmの疲労軽減マットです。
マットの端がなだらかな傾斜になっており、足元のつまずきを防止定位置での立ち作業に最適です
導電疲労軽減マット〈AF-90 隙間なく並べることができる、幅900mmの疲労軽減マットです。
セル生産台の広い範囲をカバーすることができるため、歩く動作がある立ち作業に最適です

作業者の疲労軽減で、現場の生産性向上におこたえします。

POINT解決のポイント

  • 立ち作業の疲労を軽減
  • 疲労によるポカミスを防止
  • 疲労による生産性の低下を防止
  • 疲労軽減マットによる静電気対策ができる

疲労度テストで疲労軽減効果を実証

ベッセルでは「導電疲労軽減マット」の疲労軽減効果を実証するため、筋電図検査装置による疲労度テストを実施。テストでは筋肉疲労と主観的な不快感を測定し、その効果を評価しました。

〈測定方法について〉

[1]〜[4]の4箇所に電極を貼り付け、通電による電気の伝導速度を測定。筋肉が疲労するほど伝導速度が遅くなるため、疲労度合いが測定できます。

本テストでは「コンクリート床」と「導電疲労軽減マット」の上で足踏みやスクワットを行ない、運動前と運動後の電気の伝導速度を比較しました。

〈測定結果について〉

「コンクリート床」にくらべ「導電疲労軽減マット」の方が、筋肉疲労軽減に効果的という結果が得られました。(身体の全体で平均78%の疲労軽減)

疲労軽減度(%)=コンクリート床での疲労度を100%とした場合の比較 身体右側 身体左側
[1]前脛骨筋(ぜいけいこっきん) 47.87%  97.41% 
[2]内側腓腹筋(うちがわひふくきん) 92.37%  99.13% 
[3]大腿直筋 (だいたいちょっきん) 94.94%  84.06% 
[4]脊柱起立筋 (せきちゅうきりつきん) 39.52% 64.14%

また被験者のアンケートにもとづいた主観的な不快感に関しても、「導電疲労軽減マット」が「コンクリート床」よりも優れていることを示しています。
(平均68.99%の疲労軽減)

主観的疲労度のレポート
疲労度テストレポート2-6参照

→疲労度テストのレポート(PDF)はこちら

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