当社は2021年2月に、創業80年の動力工具用ソーブレードの専業メーカーである福知山興業株式会社(京都市福知山市)と資本業務提携をおこない、1年をかけて製造設備の更新や製品技術の強化を進め、2022年5月よりベッセルブランドでのソーブレードの発売を開始いたします。
今回の商品開発には新たな試みとして、当社のグループ企業から選抜チームを結成し、「行為のデザイン」で有名なハーズ実験デザイン研究所※の代表である村田智明氏によるワークショップを実施。ペルソナ設定~ユーザーヒヤリング~バグトリ~解決策を実践し、「アニマルモチーフ」のコンセプトが誕生しました。
ソーブレードをお使いいただいている様々なユーザー様から現場の声として
①選定の仕方がわからない。
②塗装がはがれて仕様がわからなくなる。
③工具箱で混ざると探しにくい。
④ブレードがセーバーソーに取り付けにくい。
などが集まり、これらの課題を解決したのが今回のセーバーソーブレードです。
ベッセルのセーバーソーブレードは耐久性に優れ、スピーディな切断ができ、低価格を強みとする製品を目指し、切断対象になるもの(金属や塩ビ管、釘入り木材、ALC外壁材など)に適した「刃の形状や山数」、それらの大きさに合わせた「長さ」、用途などでお選びいただけるよう、46アイテムの品ぞろえを用意いたしました。
※参考:ハーズ実験デザイン研究所 https://www.hers.co.jp/