アイデア 発想力
横並びの発想はしない
お客様の現場に足を運び、正しく実態をつかむことから真のイノベーションは生まれます。
他社と同じものは作らず、「これが欲しかった!」という驚きと感動をお届けし、現場の期待にこたえ、かなえます。

110周年の誇りと更なる挑戦
おかげさまで創業110 周年を迎え、皆様のご愛顧に心より感謝申し上げます。
この節目に未来への約束「ベッセルフィロソフィー」を策定しました。
これからも「こたえる かなえる」の精神で、笑顔あふれる社会の実現に貢献する
ものづくりに挑戦し続けます。
ベッセルの工具は「世界中のお困りごとにこたえ、かなえる」ことで
社会に笑顔を広げる架け橋です。
この存在意義(パーパス)こそが、110年にわたり歩み続け、
これからも存在し続ける理由です。
お客様の潜在的なニーズを深く捉え、
他社にはない独創的な商品やサービスをお届けします。
「さすがベッセル!」と唸らせるような、
期待をはるかに超える驚きと感動を
世界中の現場へ届けることが私たちの使命です。

お客様の現場に足を運び、正しく実態をつかむことから真のイノベーションは生まれます。
他社と同じものは作らず、「これが欲しかった!」という驚きと感動をお届けし、現場の期待にこたえ、かなえます。

時代が変化するときこそ、新たな価値を生む最大のチャンスです。既存の成功に甘んじることなく、未知の領域へ挑み続けます。この飽くなき挑戦の姿勢こそが、110年にわたりお客様の仕事に貢献してきた原動力です。

「ベッセルの品質なら間違いない」というお客様からの信頼が私たちの最大の誇りです。
精度や耐久性はもちろん、長く使い込んだ先にある確かな安心感まで。
どんな現場でも選ばれる妥協なき品質を頑なに守り続けます。

課題の本質は常に使い手である皆様の中にあります。
一方的に答えを押し付けるのではなく、お困りごとに深く寄り添い、共に考え形にする姿勢を大切にします。
その対話と共創の積み重ねが信頼と新しい価値を生みます。
「会社の一番の資産は人である」との信念のもと、
約780名の社員一人ひとりが成長を実感し、
笑顔で働ける環境づくりを大切にしています。
社員が夢を実現できる情熱こそが、
お客様に最高品質をお届けする原動力です。
創業期
ベッセルグループの幕開け、
田口鐵工所の創業

田口儀之助が15歳で田口鉄工所を創業。
日本初のドライバー量産を開始した。


日本の工具史に残る傑作「貫通ドライバー」が誕生。
現在も変わらぬ形で販売。


世界に製品を届けるため、
大きな商船を意味する「VESSEL」を商標登録。

発展期
生産・販売体制を強化し、
グループ会社を次々と設立した。

合名会社から株式会社組織へ改組し、
「日本捻廻株式会社」へと社名を変更した。


国産初のプラスドライバーを発売。
のちの産業用ビット作りのノウハウとなる。


射出成形機を導入し、日本初となる
プラスチック柄ドライバーを発売した。


時代の変化を読み、ベッセル初の衝撃式
エアードライバー「GT-F」等を発売。

拡充期
新規事業への参入、
世界への足がかりに

偶然の産物から世界初の「両頭ビット」が
誕生し、爆発的な大ヒットとなった。


製造と販売を分離し、販売部門として
ベッセル工具株式会社(現ベッセル)設立。


貫通ドライバーの需要増に応えるため、
郊外に株式会社ベッセル福知山を設立。


空前の大ヒットとなったビットの増産拠点として、
株式会社ベッセル島根を設立。


人間工学に基づき設計された
「ボールグリップドライバー」が誕生し大ヒット。

改革期
世代交代と経営危機、
生まれ変わるベッセル

日本捻廻株式会社から「株式会社ベッセル工業」へ
社名を変更した。


タイに初の海外生産拠点となる現地法人
「ベッセルタイランド」を設立した。


世界市場に挑戦するため、フラッグシップモデル
「メガドラ」シリーズを発売。


高付加価値を持たせた「トーションビット」を発売し、
今日の課題解決ビットの基礎を築く。

飛躍期
グローバル企業を目指して、
次の100年に向けた挑戦

エアーニッパー顧客の要望から、
独自技術による「静電気除去装置」を発売。


ヨーロッパ市場への販売を強化するため、
フランスに「ベッセルヨーロッパ」設立。


静電気除去装置のユーザー層を繋ぐ
「電動ドライバーVEシリーズ」を発売。


創業100周年。北米市場開拓のため
「ベッセルツールズU.S.A.」を設立。
さらに中国市場開拓のため「ベッセルチャイナ」を設立。

革新期
事業継承や仕組みづくりにより、
さらなる躍進を目指す

現場の課題から着想し、手回しと電動を
融合させた大ヒット商品「電ドラボール」を発売。


エス・ピー・エアー製品の製造販売を開始し、
自動車整備板金への販売を強化した。


田口雄一が社長就任。自社ブランド浸透を図り、
欧米のブランド強化を目標に掲げた。


お客様の支持により売上100億円を突破。
SDGsへの取り組みも開始し企業価値を向上。


「こたえる かなえる」を体現する
「ベッセルフィロソフィー」を策定し全グループ会社で共有。


創業者の田口儀之助は、わずか15歳で田口鉄工所を創業しました。当時、紡績機械の付属品として日本に入ってきていた輸入品のマイナスドライバーを見て「自分で作れば商売になる」と確信し、日本で初めてドライバー1本に絞った専業量産体制を整えました。

1930年頃、創業者の田口儀之助が海外輸出を見据えて商標を検討していた際、神戸の貿易商社で見かけた「Vessel Schedule(入船予定表)」という言葉からヒントを得ました。「商品を満載した大きな商船が世界に向けて出航する」というイメージにぴったりだったことや、語呂の良さなどから、大きな商船を意味する英語の「VESSEL」に決定し、1933年に商標登録されました。

当時、輸出用のインチビットを作る際、軸の両端をプラス加工してから真ん中を切断していました。
その「切断前の両端に刃が付いた状態」を見た技術者が、「これなら片側がダメになっても、もう片方が使える」と発想を転換。
そのまま「両頭ビット」として売り出したところ、日本の組立産業を支える爆発的な大ヒット(世界標準)となりました。

樹脂成形されたヘッドに巻きバネを取り付けただけのシンプルな構造で、手持ちの鉄ハンマーに被せるだけで樹脂ハンマーとして使えるというちょっとしたアイデア商品です。
ベッセルの「小さな知恵やひらめきを見逃さず形にする」姿勢を象徴する独創的な製品です。

実用一辺倒だった工具の世界に、デザイン性を持ち込みました。
世界に先駆けてグリップの「多色成形(異なる色の樹脂を組み合わせる技術)」に成功し、現在のカラフルな成形グリップの基礎を作りました。

貫通ナットにカム回転構造を取り入れたベッセル独自の設計により、ハンマーで叩くだけで、錆び付いたネジや頭の潰れたネジも簡単に緩めることができる画期的なドライバーです。
テレビ番組で取り上げられたこともあり、一時は入手困難になるほどの大ヒットを記録しました。

日本工業規格「JIS」の原点 ねじを壊さず確実に締め切る精度を定めたJIS。
その成立期において、日本の標準として採用されたのはベッセルの社内規格でした。
「現場の品質を守る」という私たちの思想は日本の基準となり、
今では国や業界を超え世界中の仕事を力強く支えています

世界で製品が使われる今、品質や環境配慮は企業の姿勢そのものです。
ベッセルは業界でいち早くISO 認証を取得し、どの現場でも変わらない
信頼を届ける体制を整えました。
単なる規格対応ではなく、お客様の仕事の結果に責任を持ち、
世界と対等に仕事をするための仕組みです。

長く安全に使える良い工具は、無駄を減らし働く人の誇りを支えます。
ベッセルは製品の耐久性向上やカーボンニュートラルなどの環境配慮に加え、
「誰もが笑顔で働ける会社づくり」を推進。SDGs を特別な活動とせず、
110 年培ったものづくりの姿勢として未来へつなぎます。

1916年の創業以来、常に現場の声におこたえしてきたベッセルは、今年110周年を迎えました。
これを記念し、大ヒットの「電ドラボールⅡ」「電動スリムラチェット」さらに「剛彩ビット(トーションビット&ビットホルダー)」を、特別な輝きの ゴールドエディションとして限定発売いたします

関西万博出展
ベッセルは2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」の展示企画「リボーンチャレンジ」に出展しました。
空飛ぶクルマの整備工場という未来の現場をテーマに、次世代の整備と工具の可能性を発信。
万博で描いた未来像を起点に、ベッセルはこれからも進化するものづくりの現場を支え続けていきます。
世界のものづくりを支える
ベッセルは創業以来受け継がれてきた「ベッセルイズム」を礎に、世界中のものづくりの現場で役立つ製品づくりを続けてきました。今後は更に世界各地で拠点を拡充し、事業領域を広げていきます。より多くの人々の仕事を支え、世界のものづくりに貢献する企業として、ベッセルはこれからも挑戦を続けていきます。

売上日本一のベッセルは長期ビジョンとして「売上日本一の作業工具メーカーになること」を目標に掲げています。
その実現に向けて、独創的な新商品開発の推進、工場の生産能力強化による供給体制の拡充、そして社員エンゲージメントの向上に取り組んでいきます。
これらの挑戦を通じて、より強い企業基盤を築き、次の時代のものづくりを支えていきます。